ろけぷれ!
茶柱:それでは前回に引き続き、「北の国から」のPART2をば始めさせていただきやす。
ナカ:今回は、五郎の石の家編ということですね。
茶柱:そうなんです。もはやこのシーズン(95秘密)あたりになりますと、あの美しい黒板五郎さんの元妻、いしだあゆみ演じた令子さんはすでに天国に旅立たれ、子供たちはそれでもたくましく大自然の中で生きていくのであった。ちゃんちゃん。
ナカ:って、終わらせるなっつうの!
茶柱:すまん。でもって、これがだなあ、メイン舞台となる五郎石の家だす。

感動だなあ、本当にあるんだあ! そんな図

懐かしいね~~、ちゃぶ台!
ナカ:まんま、残ってるんですね。
茶柱:はい、いらしゃい! え? どっからきたの? え? 東京から? ん?千葉? へえそうなん。いまモロコシもいでくっから……。
ナカ:五郎さんにどっぷり浸っちゃってますね。先生。
茶柱:そんな雰囲気になるべさ!
ナカ:草太兄ちゃん、入っちゃってますよ先生。
茶柱:そんなことないだべさ。
ナカ:そういうのいいですから話し続けてください!
茶柱:でもってここが家の中なわけで……。
ナカ:純くんがはいってるし……。
茶柱:どうよ。オイラの家だぜ。ちょっくら酒でも呑んでっくかい?
ナカ:ではご相伴にあやかって……。ってオイオイ!

令子!なんで死んじまったんだあ!純も蛍も寂しがってるどお。
ナカ:先生!勝手に上がり込んでまずいんじゃないっすか?
茶柱:てへ。まあ堅いこと言うなって。チャバ板五郎に免じて許してチャブ台!
ナカ:しかし至る所に名シーンの解説や小道具がきっちりと並んでるんですね。
茶柱:いしだあゆみこと令子さんのラベンダー畑で撮った遺影もあり、五郎さんの宝物や私物がヅラリ! まるでテレビドラマ界の世界遺産ともいうべき場所な訳で……。
茶柱:それにしても、この作品のいしだあゆみさん、美しかったなあ。トータルの放送回数からみればそんなに出演部分はないのに強烈な印象!しかもこの写真を見るたび涙がちょちょぎれる!しかし……。しかし……。
どうして~~黒板五郎さんと結婚したっちゃ! それが疑問。田舎モン(息子の純曰く)と美女! 不思議ね~。
ナカ:まあ、バカボンのパパとママだって一緒になったんだから、なんとなく解りますね。
茶柱:するどい、つっこみ。なう!
ナカ:先生、なうの使い方全然違ってます。

五郎自慢のオープンテラス(ちょっとボロボロ)

五郎さん御用達のツールです

お風呂だよ
ナカ:ああ、左の写真!ここが、宮沢りえちゃんが入ってたお風呂ですねえ~。
茶柱:りえちゃんといえば、「SANTAFE」って超話題になった写真集あったなあ! 会社休んで2冊買いに行ったっけなあ~~。ボンキュッボン!ってな感じでさあ~~。
ナカ:では、ろけぷれの宮沢りえこと私めが、りえちゃんの入浴シーンを再現しましょう!!!
茶柱:こ、こらああああ! ここで脱ぐな! ろけぷれ!が炎上っすっど~~
ナカ:燃え~~~ですね!
茶柱:それ言うなら、萌えだろ!
ナカ:萌え~~~。
茶柱:萎え~~~!!!なう!

ルールルルー
ナカ:で? 先生? この右の「おひけえなすって?」って何ですか?このポーズは。
茶柱:この~~バチカンがあ~~、いや、バカチンがあ、これがわからんのか!なう。
ナカ:………………。
茶柱:ル~ルルル~、ルールルルル~~。
ナカ:解った、夜明けのスキャットですね。
茶柱:そんなの知ってるの、昭和一桁だけだど! これはなあ、蛍ちゃんがキタキツネを呼ぶときの仕草ぢゃ。
ナカ:やっちゃいましたね。
茶柱:うん、やっちゃったけど、なんか意味のない一枚だったな……。どうみても「おひかえなすって」だなあ、任侠映画じゃねえっつうの!
ナカ:それより、先生。今回被ってるニット帽はなんですか?
茶柱:これ? 実は五郎さんぽくっていいかなあ、と思って購入しました! 似てない?
ナカ:チッ……。ニットも似てない! ちっとも雰囲気出てないなう。ニットもない。

広大な敷地に建設された「北の国から」の舞台
茶柱:そうそう、突然お話は変わりますがあ、実はねこの「五郎の石の家」って外観はともかく内部にはこういう注意書きがあるのだ。『写真、ビデオ撮影は自由ですが、インターネット、印刷物には使用しないでください』と。
ナカ:やばいんじゃないですか!!! 先生!
茶柱:いやあ~~。それがねこちらの富良野観光協会の方に「ろけぷれ!」の事をお話ししたら、快く使用許諾を頂いたわけで! 今回貴重な画像を皆様にお送り出来ている次第です。
ナカ:さすがあ、北海道! 懐がひろ~~い。でか~~い。富良野観光協会!ばんざ~~い!
茶柱:今でも、休日になると日本全国からこの地を訪れる人が後を絶たないんだそうです!
ナカ:それと再放送や、dvdなどでどんどん新しいファンが誕生してるってわけですね。

五郎の石の家近くに流れる清流。

そしてそこには前出のスタッフの方が創ったお手製の水車があるわけで!味があるわけで。右が富良野観光案内所と、五郎の石の家の入り口。
※取材で閉園が遅れてしまってすいませんでした!

快く取材に応じてくれたスタッフさん!
(娘さんは八千代市に住んでるとのことで、千葉の話題で盛り上がる)
茶柱:名作というのは時代を問わず、人々の心に生き続けていくものだとつくづく思いました。もはやあれから32年ですが、この作品は色褪せません。永遠に不滅です。ボクも38歳になりました……。
ナカ:えんま様に舌ぬかれるぜ!
※取材協力 富良野観光協会
おまけ

無造作に放置された少々くたびれたピックアップトラック!? なんで入り口付近に???
いえいえ、五郎さんが使用していた日産ジュニア2000 45年式。
黒板五郎はこれで富良野を駆け巡っていたわけで…………。