ろけぷれ!
グラン・ブルーの主人公、ジャック・マイヨールゆかりの地を探れ!
![(c) 1988 GAUMONT<br><br>『グラン・ブルー 完全版 ~デジタル・レストア・バージョン~』<br>LE GRAND BLEU<br>8月7日(土)[角川シネマ新宿]にてロードショー!!](//img2.mypl.net/image.php?id=24061&p=mp&s=600_740&op=)
(c) 1988 GAUMONT
『グラン・ブルー 完全版 ~デジタル・レストア・バージョン~』
LE GRAND BLEU
8月7日(土)[角川シネマ新宿]にてロードショー!!
リュック・ベッソン監督の名作『グラン・ブルー』が最高級の映像でスクリーンに復活!!
たった一度の呼吸で、グラン・ブルーという誰も到達することのできない、 巨大で深い世界へ潜っていく二人の男。 彼らの名は、ジャック・マイヨールとエンゾ・モリナリ。
どちらがより深く、より長く潜っていられるのか――
最高の友でありライバルだった熱い男二人と、その男たちに魅せられた一人の女の愛の物語。
CAST:ロザンナ・アークエット
ジャック・マイヨール/ジャン=マルク・バール
エンゾ・モリナリ/ジャン・レノ
STAFF製作: パトリス・ルドゥー
監督: リュック・ベッソン
音楽: エリック・セラ
美術監督: ダン・ワイル
撮影監督: カルロ・ヴァリーニ
配給:角川映画/:(C) 1988 GAUMONT カラー/2時間48分

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この一作で世界的大スターになったジャン・レノがフェロモン全開でエンゾを演じる!

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永遠のヒロイン!ロザンナ・アークエットもキュート!
茶柱:さあ!!整いました!
ナカ:なんすか、いきなし先生!
茶柱:いいから、整ったんだよ!え~ロバート・デ・ニーロとかけまして~~~。
ナカ:……………。
茶柱:はい、かけまして~でしょ!
ナカ:……………。
茶柱:え~~かけまして~~と、大吉と、ときます。そのこころは(ちゃちゃ~~ん)縁起(演技がいいでしょう!)by チャバッチ!
ナカ:それがやりたかっただけっすか?
茶柱:はい。
ナカ:かんべんしてくださいっす。
茶柱:いやあ、そういうわけでオープニングトーク!つかみはオッケーです。
ナカ:さっぱりわからん。オープニングトークって勝手につくらないでください。そん位
ならアタシでもできます。
茶柱:やってみい~。オイラはこれ考えるのに3日かかったわ。
ナカ:茶柱達蔵とかけまして~~
茶柱:はい、かけまして~~
ナカ:冷蔵庫とときます。
茶柱:冷蔵庫とときま~す。はい、さてそのこころは~~~~~
ナカ:どちらも寒いでしょう~~~
茶柱:うま~~~い!
ナカ:ナカっちでした。って、褒めてどうする!
茶柱:それではみなさん、又来週~~。
ナカ:終わってどうする~夏真っ盛りだというのに大寒波ぢゃ……。先生!早くはじめてください!

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茶柱:すんまそーん!では早速今日のお題を……。
ナカ:お題じゃないっつうの!今回のろけぷれ!は???
茶柱:はい。今回はですね、アノ伝説の名作!「グラン・ブルー」でおなじみのジャック・マイヨールゆかりの場所がぬ、ぬあんと。千葉にあるという噂を聞きつけてやってまいりました!
ナカ:「グラン・ブルー」といえばフリーダイバーたちの青春を描いたドラマですよねえ?その映画の主人公と千葉が??え、千葉のどちらに?
茶柱:ではその地への道案内をしばし……。ここは千葉の九十九里。

果てしなく続く長い道!しびれるねえ

波乗り道路ちゅうくらいだから横見りゃサーフィンだ
ナカ:波乗り道路ですねここは。
茶柱:そそ、この波乗り道路でその昔「黒いドレスの女」のオープニングが撮影されたのぢゃ。
ナカ:原田知世ちゃんの映画ですね~。
茶柱:そそ、この道路を南下してずーっと房総半島を下り~まっしょ。
でもって、ここが名作「アラビアのロレンス」のロケ地ですね~。

ロレンスでなく田舎のテロリストじゃん

御宿って書いてあるジャン
ナカ:んなわけねえでしょ!御宿じゃん!
茶柱:そそ、あれは確か鳥取砂丘で撮影したんだよねえ。
ナカ:ちゃんとアラビアで撮ってます!
チっ!わざわざこんな小ネタばっかり用意しちゃって……。早くすすみなさい!

公園に隣接するシェイクスピアカントリーにて。花畑を撮れちゅうの!
茶柱:今、舌打ちしたな!まあいいか。でもってずんずんと更に南下して……。途中南房総市(旧円山町)のローズマリー公園を通り。
ナカ:死刑ぢャ!
茶柱:痛かっただろうなあ・・・。
茶柱:でもって今日のメインスポットに到着。
ここがあの噂のグラン・ブルーで一躍有名になったジャック・マイヨール氏に縁のある場所でござる。ここは千倉。波も海もそして空もゆっくりと時が流れる。そして今、千葉でもっともホットな場所。そう千倉です。
ナカ:へえ、ここがグラン・ブルーと関係が?
茶柱:そうなんです。実は「ポルトメゾン・ルームス」(PORT MAISON ROOMS)というカフェ・ホテルなんですが、以前は「グラン・ブルーイン」(GRAND BLUE INN)というお名前だったのです。
ナカ:へえ、あの映画のグラン・ブルーと同じ名前だったんですね。
茶柱:そうなんですよ!正真正銘!ここはあの映画グラン・ブルーでおなじみのジャック・マイヨールがこよなく愛した場所なのです。

ポルトメゾン・ルームス!
お洒落なサインだ

ほんと、絵になる佇まいだなあ。
今日もゲストでいっぱい
茶柱:わたくし、思い起こせば、もう十数年前のこと、友人たちとふらり千葉をドライブしていたとき、ふと千倉を通りかかった。あれ? グランブルー・インって?あの「グラン・ブルー」かなあ?そう思ってこちらのお店に入ってびっくり。
ナカ:顔に似合わず素敵なお店すぎて?
茶柱:気さくなオーナーさんにいろいろうかがっているうちに、本当に、本当にここへあの!!!ジャック・マイヨールがやってくるというではありませんか!
ナカ:え?ほんとうに来ていたのですか?
茶柱:その頃のお話ですがね。ジャック・マイヨールは大の親日家で館山の方に家があったというのは聞いていたんだけど、このお店は、ジャックの大のお気に入りだったと、オーナーの仲川さんが話してくれました。
ナカ:じゃあ、お店はジャックの温もりとかが、感じられる?
茶柱:そうなんですよ。結構頻繁に訪れては気さくにゲストたちとふれ合い楽しいひとときを過ごしていたということです。ジャックが訪れていたころの写真やサインもあるんだよ。それにジャックはとてもフレンドリーにオーナーさんにアドバイスをしてくれたんだそうです。

オフホワイトで統一されたお部屋がキュート!

オールドパイン材で作られたラスティックスタイルの家具が素敵!

ジャックゆかりの部屋にて、同じ場所でパチリ!

茶柱が持っている写真のアップがこれ。
取材当日偶然にも似たような柄のシャツ!運命を感じるねえ

毎度、ダンディなオーナー仲川 賢さん。
日本を代表するカメラマン浅井慎平さんとは旧知の仲で千倉にある浅井氏の「海岸美術館」の立ち上げに尽力。
その後、千倉で「GRAND BLUE INN」現在の「PORT MAISON ROOM」のオーナーに。
この宿の魅力はこの仲川氏の魅力でもあるのだ!

ジャックの直筆サイン仲川氏へのメッセージが書かれている。

これがカフェオレ・マイヨールだ!
ナカ:へえ、本当に縁のある場所なんですね。
茶柱:ジャックの名前を冠したメニューもあるど! カフェオレ・マイヨール!
ナカ:へえへえへえ~~。

こうやってエスプレッソとミルクを入れます

はちみつを注ぎます

でもって、ジャック・マイヨール氏直伝のカフェオレとイチゴタルトを取材の合間にいただきます!
茶柱:しかし、ジャックは2001年に帰らぬ人となってしまった……。
ナカ:亡くなったんですね……。
茶柱:いや、彼は海へ還ったんだ。
ナカ:そう…そうですね!
茶柱:ジャックを愛する人々は口を揃えて「ジャックは海に還った」という……。オーナーの仲川さんは彼が海に還ってから、「グラン・ブルー」という名称をジャックにお返しして、現在の「ポルトメゾン・ルームス」に変更したそうです。映画「グラン・ブルー」はリュック・ベッソン監督とエンゾを演じたジャン・レノが供にブレークし、ジャック・マイヨールの名を一躍世界に知らしめた伝説の名作。映画公開当時、すでにフリーダイビングの世界では伝説となっていた世界チャンピオン、ジャック・マイヨールをモデルにした海洋アドベンチャーにして、海洋ロマン。とにかく「グラン・ブルー」という映画の洗礼をリアルタイムで受けてしまった私たち『グランブルー・ジェネレーション』にはジャック・マイヨールは忘れられない人……。
ナカ:いえいえ、リアルタイムで見た人だけではありませんよ。私もリバイバルで海の青さに感銘した一人です。
茶柱:そうであったか、そういえば仲川さんもおっしゃっていたが、この映画をビデオや、DVD、テレビ放映、そしてリバイバルで見た若い人たち、いわゆる『グランブルー・ネクスト・ジェネレーション』たちもここに大勢やってくるのだと……。

「グラン・ブルー」はこれまでに数回、ビデオ、DVDが発売されてきたが、現在は、権利関係により発売はされていない。上の画像は20世紀フォックスより最終発売されたアルティメイトエディションDVDアルミ缶のパッケージだ。(知人から借用しました)グランブルー・ジェネレーションにはたまらないDVDだ。ブルーレイの発売を期待したい!